まず知っておきたい心理学――基礎・応用・実践まで心理学のエッセンスをつかむ

市村彰英 著

 

定価2310円(本体2100円+税10%)

ISBN978-4-87262-041-2

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は し が き

 

は じ め に 基礎心理学と応用心理学――心理学を大きく2つに分けると

第1節 基礎心理学とは――心理学のベースとなる理論

第2節 応用心理学とは――日常生活に役立つ心理学理論

 

第Ⅰ部 基礎心理学 応用心理学のベースとなる理論

 

第1章 学習心理学――人生は学びの連続

第1節 3つの学習理論

第2節 情動と動機づけ――人が行動を起こすきっかけ

第3節 マズローの欲求(動機)の5段階説――年齢とともに変わる欲求(動機)

第4節 いろいろな欲求(動機づけ)――人はいろいろな動機づけの中で生きている

第5節 情動はどのように生じるのか――3つの説の紹介

第6節 恐怖と不安について――この二つは何が違うのでしょう

 

第2章 認知心理学――認知のいろいろ

第1節 感覚とは――認知は感じるところから始まる

第2節 知覚とは――主体的なしくみ

第3節 記憶について――記憶のいろいろ

 

第3章 生理心理学――こころと身体の関係

第1節 神経系について――中枢神経と末梢神経

第2節 睡眠と脳波について――眠っている時のこころの様子

第3節 ストレスとホルモンの関係について――ストレスはこころに響く

第4節 脳血管障害と失語症について――脳が人の行動をコントロールしている

 

第Ⅱ部 応用心理学 基礎心理学を生かした心理学

 

第1章 臨床・発達心理学

第1節 行動をどのように捉えるか――心理学は行動の科学

第2節 パーソナリティとは――構成概念で考える学問

第3節 発達論について

第4節 心理テストについて

第5節 不適応の問題

第6節 心理療法について

 

第2章 社会心理学

第1節 アッシュの同調実験――人が影響を受けるメカニズム

第2節 PM理論――リーダーのタイプ

第3節 ハイダーのバランス理論――三者関係をみる  

第4節 主要な要請技法について――説得する時のアプローチ

第5節 心理的リアクタンス――今やろうと思っているのに

第6節 フェスティンガーの認知的不協和理論――どうもすっきりしない状態

 

第Ⅲ部 心理学の理論を用いた実践

 

第1章 わが子を虐待してしまったお父さんたちのグループワーク

は じ め に

1 オープンダイアローグとの出会い

2 ケロプダス病院の取り組みと成果

3 オープンダイアローグの2大原則

4 車座になって語り合う対話を繰り返すだけ

5 オープンダイアローグの7原則

6 オープンダイアローグが用いられる領域の拡大

7 オープンダイアローグの実践 お父さんグループについて

8 ケースカンファレンスもオープンダイアローグで

お わ り に

 

第2章 試験観察中の少年の「親の会」

1 家庭裁判所の「親の会」

2 広がっていく「対話の絆」

3「家族造形法」の魅力

 

第3章 家庭訪問型子育て支援の取り組み

1 子育て支援に関して

2 ホームスタートの魅力

3 家庭のニーズは様々

4 専門職とは一味違う存在感

5 利用したお母さんたちの生の声

お わ り に

 

あ と が き