日常のなかの生命倫理 最後に守るべきものは何か

山本史華 著

 

定価(本体2300円+税)

ISBN978-4-87262-039-9

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は じ め に

 

第1章 死ぬとはどういうことか
    1 死を語るということ
    2 哲学における死
    3 自然現象としての死
    4 なぜ人は、死を悲しみ、怖がるのか

 

第2章 死を定義することは可能なのか
  三徴候死と脳死
    1 死の二つの定義
    2 脳死について知っておくべきいくつかの基本事項
    3 脳死を考えるにあたっての重要な区別
    4 脳死の問題点

 

第3章 臓器、身体、そしていのちは誰のものか
  脳死臓器移植
    1 脳死の歴史、臓器移植の歴史
    2 和田移植 拙速すぎた心臓移植
    3 改正臓器移植法の問題点

 

第4章 誰かの不幸を望むことは許されるのか
  脳死臓器移植の倫理的問題


第5章 なぜ死に急ぐのか
  尊厳死・安楽死、緩和ケア、ターミナルケア
    1 よい生とよい死
    2 安楽死のいくつかの事例
    3 安楽死概念の整理
    4 安楽死の倫理的問題点


第6章 自分の遺伝子を残すことになぜこだわるのか
  ART、代理懐胎・出産、出生前診断、優生思想
    1 少子化と不妊
    2 少子化の現状とその原因をもう一度見直す
    3 不妊と生殖補助医療技術(ART)
    4 代理懐胎・出産をめぐる倫理的問題
    5 我々は優生思想と手を切れたのか
    6 こどもという価値の変化


第7章 希釈された危険性をどのように扱えばよいのか
  低線量被曝、医学と医療の区別、IC、
  生命倫理四原則、ポスト三・一一の生命倫理
    1 低線量被曝という現実
    2 医学と医療の違い、そしてエビデンスの分類と限界
    3 科学と社会の協働と生命倫理
    4 生命倫理の四原則と予防原則で解決できるか
    5 新たな橋渡し倫理原則と希望

 

あとがき