2016年

4月

06日

明治期の天皇と宮廷

安在邦夫・真辺将之・荒船俊太郎 編著

 

定価(本体4900円+税)

ISBN978-4-87262-113-6

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はじめに 本書の課題と構成(真辺将之)
序章 近年の天皇・宮中研究と本書所収論文の位置(荒船俊太郎)

 

第一部 明治天皇と政治・外交
第一章 桂園時代の政治と明治天皇(勝田政治)

はじめに
一 第一次桂太郎内閣と天皇
二 第一次西園寺公望内閣と天皇
三 第二次桂太郎内閣と天皇
おわりに

 

第二章 対外問題・対外政策と明治天皇 日清戦後から日露戦後へ(大日方純夫)

はじめに
一 外交をめぐる天皇の日常的機能と儀礼
二 日清戦後の中国問題と明治天皇
三 日露戦争に至る対列強関係と明治天皇
四 日露戦争の開戦・講和と明治天皇
五 日露戦後の朝鮮問題と明治天皇
おわりに


第三章 近代日本における皇室外交儀礼の形成過程 管轄官庁の変遷を通して(真辺美佐)

はじめに
一 外務省主導の管轄体制
二 式部局(後に式部寮)設置に伴う複数管轄体制とその問題
三 式部寮の所管換えに伴う変化
四 欧化政策と宮内省専管に伴う改定
五 宮内省の組織拡大に伴う外交儀礼の画一化
六 宮内省顧問モールの雇用と外交儀礼の確立
おわりに


第二部 側近からみた天皇と宮廷
第四章  三条実美没後の徳大寺実則 「聖旨の伝達者」像の再検討(荒船俊太郎)

はじめに

一 侍従長就任から初期議会期の徳大寺
二 内大臣兼任
三 日清戦争期の徳大寺
四 隈板内閣期の徳大寺
五 皇太子成婚と徳大寺の辞表提出
六 第四次伊藤内閣期の徳大寺
七 日露戦争期の徳大寺
八 明治天皇の死去と徳大寺の退任
九 晩年の徳大寺 大正天皇の輔弼者
おわりに

 


第五章 桂内府論(山本悠三)

はじめに
一 内大臣兼侍従長就任への経緯
二 内大臣兼侍従長としての役割と対応
おわりに

 

第三部 民間における天皇・宮廷認識
第六章 「受爵」をめぐる板垣退助の言動と華族認識(安在邦夫)

はじめに
一 板垣「叙爵」問題の生起と「同志」の動向
二 板垣「辞爵」の論理と言動
三 板垣「辞爵」への政府の対応と「受爵」
四 「受爵」をめぐる同志・世論と板垣の華族認識
おわりに

 

第七章 大隈重信の天皇論 立憲政治との関連を中心として(真辺将之)

はじめに
一 幕末期における大隈と天皇のかかわり
二 明治維新の理念と大隈
三 立憲制提唱の背景 福沢諭吉との関係
四 大隈憲法意見書の再検討
五 大隈の帝国憲法観
六 政治教育における「天皇」の役割

七 『国民読本』における天皇と立憲政治
八 天皇機関説か天皇主権説か
おわりに


第八章 明治前期における女性天皇構想の形成 憲法草案を手がかりとして(福井淳)

はじめに
一 日本における西洋女性君主の紹介 近代女性天皇論前史
二 オランダ・スペイン・ポルトガル憲法の本格的紹介
三 憲法草案と女性天皇条項
四 嚶鳴社案の影響
五 交詢社案とその影響
おわりに

 

 

あとがき 論集刊行への経緯に触れて(安在邦夫)

一 研究部会の開設
二 研究部会の活動
三 論集刊行の計画 第四期・最終目標達成に向けて
四 論集刊行計画の保留・延引と「渡辺文書」「深谷文書」の現在