続 明治の教育史を散策する

神辺靖光 著

 

定価(本体2800円+税)

ISBN978-4-87262-644-5

ご注文はこちらから


まえがき

 

第一部 学校をめぐる逸話と風景


プロローグ 逸話で描く学校史
進文学社→鷗渡会→東京専門学校
木村毅の『早稲田外史』


Ⅰ 学校づくりいろいろ


共立学校と高橋是清
文部省出仕の高橋是清
佐野鼎と共立学校
〝ふと〟思いついて学校をつくった男
品川県五番組の名主たち
風俗匡正のための学校
佐久間正節と訓蒙学舎のこと
京都慶応義塾と槇村正直の中学づくり
敗北の大名三〇名でつくった勧学義塾
国学・神道派の共心義塾
共慣義塾と日新舎、日洗舎
なぜ大名は東京に洋学校をつくるのか
本校・分校・支校は明治の造語か
公立中学校の本校分校
中学増設期の本校分校
聖公会の学校のたて方
仏教の宗派学校と比較すれば

 

Ⅱ 校舎、校庭のなりたち


江戸藩邸学校
藩邸学校→東京の私塾→私立学校
校舎になった東京の旧藩邸
明治の中学校に引きつがれた岡山藩校校舎
進級制が教室の配置をつくった
洋風バルコニーと和風玄関
学校の位置と門・玄関
塀と広場
漢学塾の学習場
さまざまな小学校校舎

 

Ⅲ 私塾、学校の新聞広告


これぞ私塾の広告はじめ ベーリーの生徒募集
阿波屋次郎吉の広告
福地源一郎と新聞
外国語教授の広告
風変わりな私塾の広告
広告と見紛う新聞記事
洋学流行の記事
観先塾社と官立東京医学校の広告


Ⅳ 東京の書生──勉強と遊び


江戸・東京に書生登場
貢進生・加太邦憲
書生の気概
貢進生の授業と勉強
平沼淑郎の三叉学舎の想い出
慶応義塾の学習 半学半教・輪講会読
漢学塾盛ん、けれど小規模
書生の粗暴、野蛮行為について
『当世書生氣質』にみる軟派書生  
紺足袋党と白足袋党  
寄宿舎と塾の規則にみる書生の生態


エピローグ 近代学校の出発


授業料のはじまり
教育の職業人・教員の誕生
国際社会に入る髙い入場料

 

第二部 黎明期の論客教育家

 

Ⅰ 「大小学之概略」を建白した海保弁之助


はじめに
漢学者・海保弁之助
維新期・弁之助の活躍
建白書「大小学之概略」
むすび

 

Ⅱ 私学の統制に反対した尺振八


はじめに
福澤諭吉の反駁
尺振八
尺振八の反駁
公費生問題
むすび

 

Ⅲ 加藤恒の「興学六弊疑問」と金沢の学校設置問題


はじめに
興学六弊論争の発端
県学校専務・加藤恒の反論
金沢の学校設置状況
中等教育・高等専門教育を藩学の連続とする金沢
加藤恒の失脚、小学校の進展
金沢の高等専門学校志向

 

Ⅳ 中等教育の原型をつくった近藤真琴の攻玉社


はじめに
近藤真琴と攻玉塾
攻玉塾から攻玉社中学校へ
攻玉社教育の特色
海軍兵学校の予備校
中等教育の原型・攻玉社中学校
日本近代化への攻玉社の功績
むすび  


参考文献