は じ め に
第Ⅰ部 解釈型歴史学習とは……理論編
1 解釈型歴史学習の基本要素(土屋武志)
1.解釈型歴史学習の現代的役割
2.解釈型歴史学習における「立場」
3.解釈型歴史学習における対話
4.解釈型歴史学習の評価と価値判断
2 過去の解釈型歴史学習実践に学ぶ(白井克尚)
山本典人実践と加藤公明実践より
1.は じ め に
2.歴史を「表現」する力をつける山本典人実践
3.歴史を「討論」する体験としての加藤公明実践
4.山本典人実践と加藤公明実践の中の「解釈型歴史学習」
5.お わ り に
第Ⅱ部 解釈型歴史学習に挑戦する子どもたち 実践編
【立場に分かれて考える活動】(土屋武志)
実践例1 戦後の発展 平和と豊かさを求めた日本(中根良輔)
1.単元のねらい
2.「立場に分かれて考える活動」のための準備・手だて
3.単元構想
4.実践のようす
5.ふりかえり
実践例2 縄文時代・弥生時代,どちらの社会が幸せ?(倉田舞)
1.単元のねらい
2.「立場に分かれて考える活動」のための手だて
3.単元構想
4.実践のようす
5.ふりかえり
コラム1 歴史学習の魅力(新實弘章)
【対話する活動】(土屋武志)
実践例3 聖武天皇と奈良の大仏(成田道俊)
1.単元のねらい
2.「対話する活動」のための準備・手だて
3.単元構想
4.実践のようす
5.ふりかえり
実践例4 日中戦争(北村今日子)
1.単元のねらい
2.活動のための準備・手だて
3.単元構想
4.実践のようす
5.ふりかえり
コラム2 自身の磨き方(鈴木巨裕)
【価値判断する活動】(土屋武志)
実践例5 戦国の世から江戸の世へ(吉原樹)
1.単元のねらい
2.「価値判断する活動」のための準備・手だて
3.単元構想
4.実践のようす
5.ふりかえり
実践例6 志賀重昻が考えた日本の近代(博多圭子)
1.単元のねらい
2.「立場に分かれて考える活動」のための準備・手だて
3.単元構想
4.実践のようす
5.ふりかえり
コラム3 地域教材開発の醍醐味(山崎彰伯)
第Ⅲ部 解釈する子どもを育てる教師の営み
1 子どもに学びながら鍛える教材を見る目(恒川徹)
1.解釈型歴史授業における教材観
2.解釈型歴史授業の教材開発
2 単元構想の仕方(中西勉)
1.単元づくりを進めるときの留意点
2.単元計画の書き表し方
3 実践上の留意点(横山浩司)
1.子どもが解釈することのできる環境づくり
2.多様な思いや考えを子どもから引き出す手だて
3.思考力・判断力を高める手だて
4 実践のまとめ方(竹平真仁)
1.実践をまとめることの意義
2.まとめを執筆する前に
3.仮説と手だて
4.執筆作業
5.まとめの活用の仕方